寄り添うということ

LIFE

みなさん、こんにちは。まーたんです。

今日は、看護師2年目が考える寄り添うとは何か について書いていきたいと思います。

みなさんは、「寄り添う」という言葉に なじみがあるでしょうか。

看護師として働くと、具合が悪くなって 入院してきた患者さんと接する機会が多いので、 患者さんに対して自分の対応がどうだったか考える事が多くあります。

そんな看護師でもある私が考える 「寄り添う」を書いていきます。

1年目に考えた「寄り添う」

私が新卒で働き出して初めに考えた「寄り添う」は、 できるだけ苦痛を取り除くことでした。

当たり前ですが患者さんは 入院する理由があって入院します。

ということは、苦痛が何かあって、困って、 自宅ではどうにもできない状態ということです。

具体的にいうと、痛いから痛みを取る薬を使う、 骨が折れたから繋げるために手術をする、みたいな感じです。

直接の治療は医師が行いますが、1年目看護師である私にできることは、 できるだけ苦痛が少ない状態にすることでした。

苦痛を取り除くことができれば、 苦痛があるせいで今まで見えなかった新しい問題点が見えてきます。

2年目で見えてきた「寄り添う」

2年目で「寄り添う」ことを考えた時に気付いたことは、 患者さんを見るメガネがたくさんあることでした。

看護師として働いていると、看護師から見た患者さんの人生 しか見ることができません。

ですが、視野を広げると「患者自身が見る患者の人生」や 「患者の家族から見た患者の人生」などがあります。

すると今まで見てきた患者とは違う側面が たくさん見えてきます。

家族と患者しか分からない距離感があったり、 患者のことを家族がどう思っているかは家族しか分かりません。

ましてや、患者が自分のことをどう思っているかは 患者自身しか分かりません。

このように、自分から見た患者だけでは、 ごく一部しか知れていないのではないかと思いました。

この気付きから、自分以外の目線から患者を見ることで 身体的苦痛を取り除くことだけでなく、精神的な苦痛を 取り除くことができるかもしれないし、 社会的な苦痛を取り除くことができるかもしれません。

現時点での「寄り添う」

これらのことから現時点での「寄り添う」ことは、

「できるだけ苦痛を取り除くためのメガネをたくさん持つこと」です。

自分で書きながらすごくモヤモヤしているので、これからも考えていきます。

それでは。

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